西スマトラ・タナダタール県の試験施工を行いました。
タナダタール県はパダン空港からクルマで2時間ほどの山の中にあります。
県知事も非常に注目されている施工と言うことで緊張しました。
3種類の光触媒を試しています。
<ホテルからの光景>
タナダタールは「棚田足る」と思っていたのでもっと田園風景を想像していましたが
ジャングルの真ん中でした。
<診療所>
意外と機能的で清潔な診療所でしたが、窓に日本では常識の「防虫網」がないのは不思議ですね。
現地のヒトは蚊に咬まれないのか・・・?
<室内塗装の様子>
施工にはMataram Paint社というインドネシア塗料大手の協力を得ました。
作業しているのはRoy氏とTaufik氏です。短毛ローラーを使えばローラー施工も可能です。
Sドープ酸化チタンは淡緑色をしているので中毛以上の毛足の長いローラーを使うと
多少黄緑がかった色が目立ちます。
まあ、見方によると「ホントに可視光を吸って効果を発揮している証拠」ともいえるんですが。
<外部にて曝露実施>
外部の試験で足場を架けるとなかなか大仰な作業になるので今般は当社と協力関係にある
日本の某メーカー(・・・そろそろ言ってもいいのかな)がライン生産したカラー鋼板の切れ端を
設置するだけにしています。
<トイレ内の塗装>
防虫網のない建物なのでトイレに虫が集まりやすいです。
虫よけタイプの絶好の施工場所と判断しました。
日本のヤワな虫たちと違って虫界のセーム・シュルトみたいなんが集まってきます。
今回の試験施工の実際の効果を10月に計測します。
目視のほかにATP検査と落下菌検査をしますので結果をご期待下さい。
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